球体発泡アルミ
軽量,変形時エネルギー吸収、遮音、遮熱材料

発泡金属球体(エレメント)は、板とサンドイッチ状に、中空部品に充填することで軽量にして強度のある材料となります。
個々の金属球体(エレメント)
は気孔で詰まっています。
 
 
<特徴>
1.超軽量:アルミの場合、エレメントの嵩比重 0.4〜1g/cm3、構造物嵩比重:0.3〜0.8g/cm3
2.一定応力での歪が大きく、変形時のエネルギー吸収に優れる
3.遮音性、遮熱性に優れる
4.構造体の場合、気孔組織は構造体の形状に無関係(気孔率の保証)

<適用素材>
発泡剤のあるあらゆる金属で可能(たとえば、アルミ、鉛、亜鉛、チタン等)

<用途>
1.軽量にして強度部材
2.変形時エネルギー吸収部材(例えば、クラシュボックス等)
3.遮音部材、遮熱部材
 
 
製造法
 
金属パウダーと発泡剤を混合し、これを押出、プレス等で棒状、板状に加工する。
これを細かく切断したものを熱処理炉にいれ発泡させると球状のエレメントができる。