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カブ日記 12

05/06/25-26
 雨の週末と思っていたところ、晴れマークが並んで、梅雨明けのような予報に好転した。これは儲けモノと、急遽、気になっていた、栃木県北部の鬼怒沼と田代山へ行くことにした。
 02:37川崎市宮前区発。睡眠時間は、2時間くらい。久しぶりの長距離。不安もある。自宅近くで給油後、上野を通って、R4バイパスで北上。車の流れが速くて、カブではキツイ。どうしても、エンジンに負担をかける走りになってしまう。宇都宮からR119で今市を目指す。宇都宮−今市って、意外と距離があるのであった。良くわからないまま、標識に従って走っていると、裏道で町中を迂回できるようだ。が、今市で給油しようとしていたので、少々の不安。国道に出れば、GSはあるのだが、ことごとく開店前。嫌な予感…。
そのままR121を走っていると、有料の鬼怒川道路に誘導されてしまう。実に腹立たしい。騙された気分。給油したいのだ! 街中を走りたいのだ!と、料金所の前でUターンする。鬼怒川温泉のGSも開いてなく、ますますピンチ。とりあえず川治温泉に勝負を掛ける。栗山村へ曲がる道を過ぎて、06:50川治温泉街に入る。やはりGSは開いてなかった。開店時間は書いてないが、7時に開店するはずと待つ。程なくして、隣の家から、オヤジさんがやってきて開店となった。 少し戻って、栗山村へ。こちらにも、3軒ほどGSがあった。そのまま走っても良かったかも知れない。温泉街のスレた感じより、よほど好感が持てるGSだった。
 07:44女夫淵温泉着。226km。こんなに遠かったのか… もうすこし近いかと思っていた。宇都宮から、だいぶ距離があった感じ。川俣温泉から奥に入るのは、初めてなので、ちょっと新鮮だ。
 08:00から歩き始めて、09:09八丁の湯→09:23加仁湯→09:33日光沢温泉→11:17鬼怒沼。日光沢温泉までは、川沿いの平坦な道。ここは関東の秘湯ゾーンなのだが、宿のバスが迎えに来る宿もあるようで、ちょっと興ざめ。加仁湯は、ビルディングの装い。予想外の光景に笑ってしまった。 赤い屋根の日光沢温泉は、いい雰囲気を残してはいるが、奥地という感じは少ない。砂利の車道もあり、車は難なく入れる。川はコンクリートでギチギチに固められて、手つかずの自然という感じがしない。ただ、一般車を閉め出した場所という感じなのだ。帰りに入浴するつもりだったが、気温も高かったし、秘湯テンションも下がったので、入浴はパスした。八丁の湯と加仁湯の前には、無料?の足湯があった。
 鬼怒沼は、標高2000mの高層湿原。のんびり歩いて、女夫淵温泉に戻ったのは16:15。
秘湯という感じではなく… 日が暮れると違うのだろうが…
 この後、どうしようか悩んだが、何しろ眠くてしょうがない。明日は、ここの北側にある田代山に登る予定なので、登山口にテントが楽だろうと判断した。ここから林道でいけば近いのだが、この林道の栃木側は長いこと通行止めになっているようで、思いっきり遠回りしなければならない。しかも、日没が迫る。
 一気に飛ばして、R121に戻り、山王トンネルを越えて福島県へ。R352で舘岩村。給油と少々の買い出し。湯ノ花温泉に入ろうと思ったのだが、公衆浴場はかなり込んでいたし、日没も迫っていたのでパスした。林道を走るのは、明るい内にしたい。後手後手はトラブルを呼ぶ。この林道は結構長かった。オフロードバイクで走ったことはあったのだが、カブだと一味違う。
 18:55田代山登山口着。331km。女夫淵温泉から105kmもあった。眠くてへろへろなので、駐車場の隅にテントを張った。車中泊の車が2台くらい。外は、蚊やブヨが多くて大変。虫がいないだけで、テント内は天国である。TVの電波は全く入らず、直ぐに寝てしまった。

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 翌26日
田代山湿原
 未明から、ガラガラと車が入ってくる。早い時間に田代山に登る。1時間少々で、頂上に着いてしまった。頂上部は、広々とした湿原になっている。のんびり過ごした後、下山をはじめると、たくさんの人が登ってきた。少々不安になりながら、駐車場に戻ると、車が溢れ、たくさん車が路上駐車していた。なんと、観光バスまで停まっていた。myテントの横にぴっちりと車が入っていてホッとする。車が入れるスペースを占拠するという、ヒンシュク状態は避けられていた。
 9:53。早々に撤収して、沢で身体を冷やしてサッパリしてから、林道を下る。今日は、30度を越える猛暑の予報がでているので、早い時間に下界に降りるのは得策ではない。折角なので、まだ行ったことのない、駒止湿原で時間を潰すことにする。
 R352を東に向かう。この辺りの道は、かつての街道の雰囲気を残している。風景も気持ちよく、特に川がいい感じを醸し出している。信号もほとんどないのでツーリング向きか。気持ち良すぎて、眠ってしまいそう。そんな感じ。
R401を北上し、R289で駒止湿原へ。日曜ということで、駐車場は満杯。駐車場が空くのを待つ車や、狭い山道に路駐する車が多くて、道が詰まる。まあ、カブなので余裕で駐車場の端に停められた。
 11:12駒止湿原。50km。駒止湿原は、ワタスゲが盛りだった。標高1100mでも、かなりの暑さ。湿原を一回りした。一回りと言っても、ハズレまで行ってUターンである。湿原は、ほとんど木道が1本なので、すれ違いが大変であり。立ち止まるのにも気を使う。
ワタスゲの駒止湿原
 意外と早く見終わってしまった。時間も早いが、暑いのを覚悟で、できるだけ家に近づいておこうと、帰途につく。暑くてダメなら、そこで休む作戦。
 13:00発→田島R121→山王トンネル→R400→塩原。塩原山中で、29度の標示。関東平野の暑さが怖い。14:19道の駅しおばら。駒止湿原より61km。ここで、猛暑の洗礼。脱水が怖いので、スポーツドリンクを補給。これだけ暑いと、走って風を受けている方がマシ。R4で南下する。幸い、雲があって、直射日光はない。この後も、疲れてきたら、水分補給を兼ねての休憩を、頻繁に入れる。なにしろ、関東平野は35度くらいはあったはず。宇都宮からはR4バイパス。意外と順調で、早いうちに帰宅できそうな雰囲気だった。しかし、さすがに日曜の夕方。越谷付近で渋滞となり、ギブアップ。街中だと休憩する場所も見つからなかったりするが、ちょうど友人宅が近くにあるので、電話してみた。ちょうど工房で作業中ということなので、そちらに寄らせてもらった。(17:45-19:15) 関係ないが、この埼玉南部あたり、やたらとガソリンが安い。
 渋滞が解消される頃に出て、20:49帰宅。297km。駒止湿原から247km。正直、疲れた。久々だったためか、尻が痛いし、背中の筋肉が痛い。やはり、カブの走行は体力を使う…
 総走行距離:628km。燃費:約50km/l。ガソリン代:約\1640-。

05/05/08
 久しぶりのカブ。新緑の丹沢へ。
 前夜にフロントタイヤを交換。実は、昨夏に走ろうと思って、前タイヤと寝袋を新調していたのだが、結局走ることはできず、9ヶ月の熟成の後、公道デビュー。ブレーキ減りしたタイヤに比べると、新品タイヤは振動が少ないのが嬉しい。ただ、久しぶりに乗ると、常にエンジンMAX近くで走るカブって、ちょっと怖い感じがした。
 途中、コンビニに入ろうと小さな段差を越える時に、えも言われぬグニャリとした感覚。『いきなりパンクかよ?』とタイヤを見るが問題なし。ハンドルを振ると、前輪がグニャグニャと動く。シャフトがゆるゆるに緩んでいた… ここまでは直線ばかりだったが、かなりスピードも出していた。このまま気付かずに走っていたらと背筋が寒くなる。  シャフトは14-19mmだったが、車載工具の14mmスパナ1本で、なんとか対応。締めが甘かったのだろうが、さらに緩んでしまうのが怖い。そういえば、ダートをガンガン走ると緩むんだった。
 新緑の山は美しく、鳥たちも賑やか。今年は季節の進みが遅く、上ではまだブナが芽吹いていなかった。近い移動は自転車を心掛けるようになったせいか、登りは楽に感じた。ピークを踏んだのも久しぶり。意外や、頂上には人が少なく、まったりモード。南側はガスっていたが、富士山、南アルプス、八ヶ岳まで望めた。ガスった後、ゆったり下山。オオルリを拾う。美しき瑠璃色。
 帰りは、車多めだったが、スムーズに帰宅。カブで出掛けると、金の掛からなさに驚く。ガソリンが120円くらいまで高騰している実感も薄い。走行130km程度。
GW最終日。長い休みのせいか、人は少なかった

04/09/18-20
 仲間内での本栖湖キャンプ。いつもより時期が早く、巨大な蚊に襲われる。
 9/18曇りときどき雨。用事を済ませて、11:30川崎市宮前区発。晴れの予報だが、出発前に雨が降る。御殿場経由で行くつもりだったが、気象レーダーを確認すると、静岡-箱根辺りに雨雲あるので、北側のR413に進路を取る。3連休初日、R246はかなり混雑。バイクも多い。R16か迷ったが、そのままR246で厚木へ出る。宮ヶ瀬湖経由でR413。道路は濡れている場所もあり、雨が降った形跡あり。道の駅「道志」で休憩。前方に暗雲立ちこめて、対向車も濡れている。しかし、峠を越えれば止むはずと判断し、カッパは着ないで出発。判断は当たり、峠を越えたると雨は止んだ。しかし、峠までにかなり濡れてしまって、意味なし。その後は、曇りで、ときおりしょぼしょぼ降る天気。濡れた服も、徐々に乾いた。15:14本栖湖着132km。  本栖湖は、夜まで、しょぼしょぼ雨だった。そんなワケで、静かな宴。FOMAに変えたKATANA氏は、電波が入らずショックを受ける。
 9/19晴れ。早く起きてしまったので、気になっていた"パノラマ台"へ歩いて行ってみた。東海自然歩道である登山道は広く、よく整備されている。7:16パノラマ台。残念ながら、富士は雲の中だった。少し進んでから。三叉路を下部方面へ。この道は、ほとんど歩かれていないようで、獣道のよう。藪漕ぎあり。中之倉トンネル近くに降りた。ほぼ、3時間弱の歩き。  昼頃に、1泊チームが合流。顔合わせだけして、KATANA氏と下部温泉へ向かう。つられて飛ばしてしまうが、カブは高速コーナーが不安定すぎてスリル満点。葛折りが終わった、直線下りでは、エンジンMAXで巡航してしまった。エンジン死にそう。ちょっと、異臭が……。 そして、ほんとに久しぶりに温泉入浴。去年は温泉に入らずに終わったのだ。FOMAの電波が入って、ここぞと、女子高生カエデちゃん(^^;)にメールを送るKATANA氏を置いて、先にキャンプ場に向かう。 どうせ追いつかれるので、時間の節約。登りで、1100ccとカブではツルメましぇん。 トイペ丸ごと落下事件。テント、アリ地獄・ハチ地獄。巨大蚊、襲撃。みんなお疲れか、宴は早めにひけてしまった。
 9/20曇りのち晴れ。まったりと朝を過ごして、ゆるりと撤収。前回の渋滞が頭をよぎり、早めに解散。 10:50本栖湖発。三国峠からR246に出ようと思っていたが、山中湖で南の雲行き怪しく、朝、箱根で雨だったという情報もあり、またもや北側のR413に変更。宮ヶ瀬→厚木R246→13:58帰宅133km。思いのほか空いていて、早い時間の帰宅。結局、同じ道を観光なしでの往復だった。
 合計317km走行。燃費:約52km/l。ガソリン代:710円程度。
もはや、富士山付近では、観光する気もおきなくなったのか?

04/06/04
 梅雨入り前の晴れマークに、平日カードを切る。遥かなる尾瀬へ。まだ記憶に新しいと思っていたが、前回から、すでに4年がたっている。
 2:03川崎発→R246→環7→R254→R17バイパス→上武道路→大間々→赤城東麓→利根→6:30鳩待峠(196km)。
 平日の夜の幹線道路は、大型トラックばかり。バイパスなどは、高速度で巡航していたりするので、非力なカブでは、のんびりとは走れない。R17バイパスなど、本線を維持すると、片側3車線の真ん中を走ることになったりと、エンジンMAX打ち止め状態で、後ろから迫り来るトラックに気を使うのである。特に、バイパスとR17との合流地点は、片側4車線の長い直線の先にあり、その一番右の車線に入らねばならないのだ。ガンガンに飛ばすトラックの前に、入らねばならないのだ。しかも最後は上り坂。カブのエンジン、よく壊れないな…などと思うのである。90ccでこの状態なので、50ccは、さらなる苦痛が伴うだろう。
 深夜の走行で気になるのは、給油であるが、セルフスタンドが増えたので、だいぶ気が楽になった。1リッター、2リッターの給油でも、気兼ねがなく給油できるので、ちょこまかと給油できる。よくある、ナンバー見てボるようなこともないので、遠出のさいは、なるべくセルフを利用するようにしている。とはいえ、R17を外れると、深夜に営業しているGSはなく、なんとか片品村で開店準備中のGSで給油できた。急かして2リットル少々ってのも、悪い気がするのである。
 赤城東麓以降では、かなり冷えて、道路の標示は10℃、9℃と出ていた。寒さが、眠気を吹き飛ばす。赤城東麓の道は、トンネルや橋などで整備され、走りやすくなった。
福島県まで 870円で日帰りですな
 マイカー規制中なので、バスやタクシーで鳩待峠へ行くのだが、二輪は規制外。これって、珍しい気がする。鳩待峠・駐車料\500-。チケットのナンバーは32。今期、32台目の二輪という事だろうか。
 尾瀬ヶ原ハイク(鳩待峠→山の鼻→竜宮→見晴→三条滝→東電小屋→鳩待峠)。
 天気は、抜けるような青空。空気も乾燥して、絶好である。さすがに、水芭蕉のシーズンなので、人が多い。空いている内に前に出るように、早足。今年は季節の進みが早いようで、水芭蕉のピークは過ぎて、新緑の盛りだ。マスツアーで来てる人が多く、年齢はかなり高い。新しいクッション性の高い靴にしたら、歩き方が変わってしまい、腿の裏とか変な場所に負担が掛かる。
 鳩待峠に着いて、驚いた。いつもは、時間がずれているのでガラガラなのだが、今回は、人で溢れていた。辺りは観光バスと1BOXタクシーで一杯。こんなに混むのか…。(でも、バイクは俺だけ) 観光バスが出発の用意をしていて、『やばい、この前に出ないと』と、休憩も着替えもなしに、15:00素速くピットアウトした! が、直ぐに、前を走っていた観光バスに詰まってしまった。そのまま、気になっていた、武尊山・東俣へ向う。もっと近いと思ったが、40kmもあった。狙いは的中して、モリアオガエルの産卵を見ることができた。日が暮れるとともに、疲労と睡魔が襲ってきたので、休憩所で横になって仮眠。

 21:41発→往路を戻る。山中の道で、ウサギとシカがいた。真っ暗な道は、嫌だなと思っていたが、月が明るく、山並みまで見えた。天城東麓の峠付近では、ドリフト族が出没していた。アレにぶつけられたらひとたまりもないので、今回最も緊張した。ヒト気の無い山中に、ゴムの焦げる臭いが立ちこめていた。 翌01:56帰宅(421km)。ほぼ、24時間。背中が凝って、痛い。
 走行421km、燃費、約52km/l。ガソリン代870円程度。カブは安い! 安すぎる! 久しぶりに乗ると、金銭感覚が狂うな。


04/05/22
 『カブで出掛けたい』という気分が盛り上がってきて、久しぶりのオイル交換。去年の7月末に交換してから、ほぼ10ヶ月。その間の走行距離は、820kmである…
03/12/14
 モトチャンプ1月号、『的HP探検隊』に紹介されました。
更新してなくて、申し訳ない…

03/11/01-11/02
渋滞、なんとかならんものか…  仲間内での本栖湖キャンプ。雨が過ぎるのを待って、9:24出発。箱根で温泉のつもりだったが、雨の確立の高い南を避けて、北側から入る。R246→R16→R413道志みち→山中湖→13:03本栖湖123km。これが一番の近道か? 津久井湖近辺で渋滞にはまる。道志みちからは、晴れて気温も高く、快適なツーリング。たかが120kmなれど、久々なので、遠く感じた。他のルートは、かなり道が渋滞していたらしい。
 メインの宴は、これからとういう時に、何故だかわからんが、わずか少量のアルコールに破壊され、撃沈。 食べ物があたったような感じもある。俺のカラダは、食い合わせによって、アルコールが分解できなくなるのかもと疑う。姿が見えなくなって、捜索して見つからず、その後、テントから数メートルの場所で遭難してるのを発見されたという。 そんなワケで、他人のテントには入らずに、外で寝袋で寝る。
 翌朝も、相変わらずの体調不良。動けない。二日酔いというのではなく、脱水症状に苦しむ。胃腸ボイコットで、水を飲んでも戻してしまう状態。昨夜から、水分が補給されてないのだ。かなり苦しく、ヤバい感じ。早朝、温泉に行ったチームにスポーツ飲料を買い出してもらい、少しづつ水分を入れて、徐々に蘇った。 晴れて暖かく、まったりと過ごす。
 14:30発→山中湖→R413→半原→高田橋→淵野辺→町田→市ヶ尾R246→18:39帰宅。128km。 R413はスムーズに流れたが、それ以外は、随所に渋滞あり。特に、富士山まわりの道は酷かった。カブでなければ、かなり辛かったと思う。車チームは延々渋滞にはまり、帰宅は24時を越えたとか。
 走行251km。燃費50km/lくらい。ガソリン代500円程度。これで、古くなったガソリンも、新しいモノと入れ替えることができた。
03/10/18
 久しぶりに、カブに触った。(^^;) 前回のパンク後、4、5度、街乗りしただけ。ほとんど、乗らない生活になってしまった。思い出したように、エンジンだけは掛けてはいたが、随分と間があいてしまった。
 とりあえず、エンジンを掛けて、オイルを回す。エンジンの掛かりも悪いし、アイドリングが長いこと安定しない。4月に新品に交換したバッテリーは、すでにヤバそうで、0.3Aで9時間ほど充電した。  今の所、キャブは生きているが、そろそろ、ガソリンが腐りそ…
03/05/24
 軽く、宮ヶ瀬湖方面へ走りにいった。久しぶり。
田舎道に入って、快適に走っていたら、突如、リアが ふにゃり となる。瞬間に全てを悟り、路側にストップ…… やはり、タイヤはペシャンコ。
 「あぁ、こんな時にパンクかよ〜」
タイヤには、釘がグサリと刺さっている。綺麗な舗装路だったのに… 一気に鬱モードへ突入。バイク屋に任せたい気分なのだが、バイク屋なんて付近にないのであった。まぁ、予備チューブを持っているので、なんとかなるかー…(※タフアップチューブでなく、ノーマルチューブ使用中
 一服して、気分を変えてから、チューブ交換に取りかかる。すぐにカブを停めたつもりだったが、チューブのホイール側には、マシンガンで撃たれたような沢山の穴があいていた。刺さった状態で引っ張られ、裂けた部分も3箇所。 予備チューブが無かったら、悲惨かも。タフアップチューブでもダメだった可能性も高いので、"タフアップにしておけば" みたいな後悔がないのが救いか。
 出先でのパンク修理は初めてだったが、スムーズに、あっさりとチューブ交換は終わった。サイドカバー内に長らく放置されていた、ポンプやプラのタイヤレバーも、しっかり働いてくれた。
パンクするのは、いつも、『こんな時』
 帰りは、GSで給油&エア調整したのち、バイク用品店に寄って、チューブ\1080-購入。支払い時に、千円札1枚しかなくて焦る。実は、バイク屋があっても、修理する金はなかったのだ。予備チューブがなかったら、途方に暮れていたに違いない。
03/04/12
 死にかけてたバッテリーを、新品に交換。
ドンキホーテにて、YB4L-BSが\2980-。バッテリー、フルチャージで、気分は新車?
03/04/05
 注文したブレーキペダル(\1950-)を装着して、カブ完成。 ブレーキペダルは、フィリピン製だった。
ちょっと意外なフィリピン製

03/03/29
曲がりました。スカスカになりました。  先代カブのFフォークを移植する。長い眠りから覚めて、現役として働いてもらう。フェンダーとFキャリアも同時移植。車体色とは、微妙に違うのだが、気にしない。  先代とは、Fブレーキ径が大きくなると共に、シャフトも太く変わっている。これは、そのまま使いたい。曲がってしまったFブレーキアームは、先代のが使えないので、注文して手に入れておいた。(\760-)
 転倒した際に、トップブリッジが当たってネジ山が一部潰れたようで、ステアリングトップスレッドの回りが重くて、時間が掛かってしまった。先代のカブの方は、手でするすると回った。先代カブは、ハンドルがセンターで引っ掛かる感じの状態であったが、ベアリング関係にトラブルは認められなかった。ベアリングは、新カブのモノを使った。 置きっパだったが、状態は良かった。  サスペンションとサスペンションアームは、転倒カブのモノに付け替える。サイズ的な問題はなかった。先代カブのフォークに、新カブの大径ブレーキとなる。フォークの取り付けに関しては、呆気なく終わった。ただ、ハンドル周りのケーブル取り回しが煩雑で、手こずった。 何度かやり直ししてしまった。
 ついでに、先代カブの方が条件のいいパーツを移植した。チェーンケース、ミラー片側、ウィンカー後ろ片側、ステップ、変速ペダル。厄介だったのは、後ろのウィンカー。コネクタが、ガソリンタンク下にあるのだ。カブは、コックがキャブに付いているので、タンクを外すのが面倒。横着して、バッテリーを抜いて、下から処理した。2つあるクランプの一つは無視した。
 最後に、ブレーキペダル。これがまた厄介で、シャフトがセンタースタンドと共用していて、しかも、マフラーを取らないと抜くことができない。強力なスプリングも付いている。転倒カブのを外して、先代カブのを外そうとしたのだが、シャフトがセンタースタンドにガチガチに錆び付いていて、ガンガンに叩いても抜けなかった。大きな誤算。ブレーキペダルを注文せねばならない。マフラーがないと、エンジンを掛ける事ができないので、新カブは、組み戻す。2台分バラして組むので、やり直しとなると、疲労も数倍。
 とりあえず、ブレーキペダル待ちで、終了。 軽く走ってみて、なんとか大丈夫そうであることを確認。キーが変わってしまうので、ハンドルロックは、今後は使わない。
 −その後−
 ラフ&ロードに出掛けた。カブのブレーキペダルなど、置いてあるはずもない。 ベストタイプの脊髄パット(ハードプロテクションベスト\9800-)を購入した。これを心の支えにして、走りだそう。
03/03/23
 落ち着いてから見てみると、追突されたダメージはほとんどなく、転倒によるダメージがメインである。速度差もわずかだったし、当たったのが、タイヤだったからだろうか。フォークの曲がりは、かなりのもので、交換するしか手はない。正直、転倒しただけで、こんなに曲がってしまうのだろうかと驚く。(あ、カブ13万キロ弱乗って、初の転倒だった…) これを見ると、なにゆえ肉体にダメージが無くて済んだかが、わからない。
 すでに5万kmだし、金を掛けてもしょうがない。やはり、ここは、先代カブから移植しよう。 サービスマニュアルを見てみたら、ピンスパナとは別に、特殊工具が必要である。うーむ、これを入手するまでは、手を出せないってことか。
 ちょうど、秋葉原に用事があったので、ダメ元で、"なぜか純正バイク工具が置いてあるヒロセ"を覗いてみた。これが、なんと、当たり前の様に売られていのであった。すばらしい! ソケットレンチ26×30mm。\3740-。現物と値段がわかるので、注文するよりは気が楽だ。アキバでバイク工具が売れるの?って思っていたが、こうやって買う奴がいるのだな。 ただ、これを回すレンチがない。普通のレンチで回るのか? 店員に相談するが、工具リストを見ても、イマイチわからない。電気パーツ屋だから、わからなくてあたりまえなのだが。
こんなの、使わんといてぇ
 やはり、バイクは上野だろうと、上野へ移動。久々の上野バイク街。あの活気はドコへ行った?コー○ンで、レンチの事や、その他の事を聞くが、たらい回し。行き着いた所では、黙って、カッターで袋を破られ、一瞥して、『ないっすねぇ。へへへ、、』と、やる気が微塵も感じられない。前からそうではあったが、末期となると、輪を掛けて酷くなるな。上野は無駄足だった。これが最後になるかなーと、店内を一回りして帰って来た。さよなら、コー○ン… 君が輝いていた頃、ちょびっと世話になったよ。
 近場のホームセンターで合わせてみたら、大きい12.7のレンチが、そのまま使えるようだ。
03/03/16
 事故りました… 事故の当事者になったのは、初めて。生身の身体で吹き飛ばされてしまうという、バイクの怖さを痛感しました。いろいろとショックで、こんな結果となる運転をしてしまった事に、落ち込んでいます。しばし、カブを謹慎します。

 前の車にきついブレーキを踏まれ、止まり切れず、横を抜けて回避。ほっとした所に、後ろからオートバイに追突され、弾き飛ばされて転倒。一瞬、何が起こったか理解できなかった。気がつくと、低い位置から、上を見ていた。横を見ると、車のタイヤが迫って来た。やばい! 足がカブにはさまって動けない! あぁぁっ…  ドライバーが反応して、間一髪! 荷台の荷物が轢かれただけですんだ… きわどい… 本当に、死ぬかと思った。すげぇ、恐怖。 今後、夢に見そうなシーン。

 激しいダメージを負って当然の状況だったが、右肘に1円玉大の打ち擦り傷を負ったのみ。ステップなど、ペタンコになるまで曲がっているのに、足には、かすり傷すらない。立ち転け以下のダメージすんだのは、奇跡と言っていいだろう。
 こういう状況では、何がサイワイとなるかワザワイとなるかは運次第であるが、今回に関しては、平ゴムで荷台にくくりつけていた荷物を、倒れながら車に擦るような形になったこと。荷物を強く擦りながら、さらにゴムが伸びる事によって、かなりのエネルギーを吸収してくれた。それと、ライディングポジションに気合を入れていて、振り落とされず、転倒しても、しっかりとハンドルを握っていたことが、結果的に良かったようだ。
 しかし、あのまま車に轢かれていたら、、、車に擦ったのが荷物でなく、自分の背中だったら、、、腹を打っていたら、上着の内側に間に合わせで入れておいた物が、確実に刺さっていただろう、、、考えるだけど恐ろしい。まさに、危機一髪。きわどい所で、助けられたという感じである。

フォークが曲がって、フェンダー溶ける身代わりに轢かれた無線機 ハンドル握り、足を挟まれた状態で、荷台の荷物を轢かれたのだよ…
 カブはといえば、Fフェンダーが変な方を向いていて、Fブレーキはスカスカ。押すと、ガキガキと音がする。やばいなと思ったが、自走して帰宅することにした。
 Fブレーキは、ケーブルが切れたのではなく、アームが曲がって、引っ掛からなくなっていたので、アームの穴に、直接ケーブルを固定。歪みまくったチェーンケースを外して走り出してみると、ハンドルが結構な力でとられる。しかし、そのまま、ゆっくり走って帰宅。歪んだハンドルにも、そのうち慣れた。
 帰宅して、わかったのだが、Fフォークが、左に大きく曲がっていて、タイヤがフェンダーに当たっていた。それで、ハンドルがとられたのだ。慣れたと思ったのは、摩擦熱でフェンダーが溶けたからだった…
03/02/16
 マルチスパークプラグ『360°×』の『T4S(×2)タイプ』をモニター使用させてもらうことになりました。なんら条件がないので、頂いたというのが正しいでしょうか。
 「マルチスパーク」という言葉に、スパークは1つでしょ?と突っ込んでしまうが、ガイシ部分の上部外周が導電コーティングされていて、電極からコーティング部へスパークし、さらにコーティング部からネジ部にスパークする、2段スパーク構造ということらしい。3段スパークのモノもあるようだが、T4Sは、2段スパークタイプ。
 なにしろ、このプラグには、燃焼室の邪魔者、アースフックがない! これだけで、小さな燃焼室には効果がありそう。楽しみである。
 雨なので、乗車なし。エンジンは、快調に掛かりました。いずれ、使用感をレポします。
なんと、アースフックがない!

03/01/18
 なんやかやで、いつの間にやら、新カブも50000kmとなってしまった。"新"と言うのは、厚かましいか。先代は、マメに洗車したりしていたのだが、このカブになってから、ほとんど洗車らしい洗車はしていない。消耗品は換えるものの、ほとんど乗りっぱなしの状態なのであった。そういえば、ブレーキシューって、一度も交換してないぞ?(笑)
50000kmかー…
 まだ、ガソリンが半分以上入っているはずなのに、燃料が空になっていた。揺らせば、燃料計が揺れるので、完全な空ではない。 『重大なトラブルか?』 焦って給油するも、ほとんど入らない。しかも、満タンになのに、燃料計が空を示しているのだ。燃料計が、いかれたということだ。確かに、前兆はあって、ガソリン量の表示が少な目だった。フロートが割れるかしているのだろう。 しかし、これって、めちゃくちゃ不便。給油のタイミングがわからない。たかが給油計、されど給油計。ツーリングでは、重大な憂鬱事となるはず。
 とりあえず、燃料計をタンクから外してみた。ネジ4本を外すだけ。乾燥しているので、静電気で火だるまには、注意が必要。外観には異常ナシ、可動部分も問題ナシ。おそらく、フロートのセンターを通る鉄棒と擦れて、フルートに穴があいているのだろう。ガソリン量が少ないときに、揺れでタンクに当たるのが原因か。 先代カブの燃料計と交換した。たぶんこれで大丈夫。
いつも心は empty シンプルな構造の燃料計

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