95/7/27 日光白根山登山ツーリング  戻る

川崎→環8→R17→大間々→菅沼(白根山登山)→中禅寺湖→足尾→川崎

 先日、地図を見ていて閃いたのだ。日光白根山は日帰りでも可能ではないかと。片道200kmくらいある。かなりのものだ。カブ・ワンデイチャレンジとしては、かなり手応えがありそうだ。このところの暑さを考えると、バイク走行は涼しい時間にしたい。特に帰りは夜間の方がいいだろう。熊谷あたりの暑さは殺人てきだからな。炎天下の渋滞などは考えたくもない。

 4:20川崎市宮前区発。カブ・ワンデイチャレンジ奥日光!。東京の南に住んでいると、東京の北はあまり出掛けたくない方向だ。渋滞は必ずだし、関東平野は広く沢山の人が住んでいて、何処も渋滞無しでは済まされない。特に帰りは地獄となるのだ。特に高速道路に乗れないカブは。今回はそれを承知でのチャレンジだ。環状8号線→新大宮バイパス→深谷。車の流れが速くて、カブには危険な状態だ。トラックばかりだし。深谷から大間々を目指す。新田→大間々→R122。黒保根から赤城山の東麓を北上する。ここまでくれば車はほとんど走っていない。登りになるとカブはとたんに遅くなる。何しろギアが3速しかないのだ。3速で走れれば、そこそこ走れるのだが、2速でしか走れないとグッとスピードは落ちる。この落差が大きいのだ。低いギアで引っ張りたくはないし。R120を菅沼方面へ。調子に乗って走っていたら、金精トンネルまで来てしまった。菅沼の近くの白根山登山口まで戻る。9:09登山口着。時間が良かったのか、思ったより快適だった。ほんの近所に行く感じでここまで来てしまった。

 9:17歩き始める。天気はこれ以上は望めないような好天だ。10:25弥陀ガ池着。いい所だ。美しい。しばし休憩。

弥陀ヶ池より白根山

 登山道を上がるに連れ、北側の見晴らしが良くなる。菅沼、弥陀ヶ池、丸池が綺麗に見える。燧岳もよく見える。11:25山頂着。2578m。かなりの高度感があり、アルペン的である。このような素晴らしい山に日帰りできる幸せを感じる。見渡しても、我が家の方向すらわからない。誰にも知られていない宝物を手にしたような幸福感が湧いてくる。
菅沼方面

中禅寺湖を望む

 五色沼が綺麗だ。南側は雲が多くなってきた。五色沼方面へ下る。変化があっていい山だなぁ。近くに住んでいれば通ってしまいそうだ。12:12五色沼着。山上の別天地だ。空青く、雲白く、いいなあ。12:57弥陀ヶ池→14:07登山口着。いい風が吹いている。この昼のけだるさと言うか、空気感が好きだ。今日は5時くらいまで奥日光周辺で暇つぶしをしよう。せっかく涼しい所にいるのだから、下界へ降りるのは後回し。金精トンネルを抜けて奥日光に行く。有料道路代\50-。原付は安い。自動二輪は\620-だぜ。湯元温泉付近を見物。入れる温泉が幾つかあるようだ。湯滝を見ようとしたが、なんと道の途中で駐車料を取っている。バイク100円なんかバカバカしくなってやめた。
 光徳牧場へ。ソフトクリームはなく、アイスクリームを食べる。200円。まあまあだ。光徳園地のベンチで昼寝。気持ちいい。極楽。下界は今頃、灼熱地獄なのだ。しばし休んだ後、戦場ヶ原をうろつき、菖蒲が浜へ行ってみる。キャンプ場を覗いてみる。なんと一人1000円になっている!。なんということだ。昔、\500-。その後、消費税が入って\515-。そして720円。その後、タープ別料金になったと思ったら。ついに1000円とは。でも、このキャンプ場は好きなんだ。季節外れの人の少ないときがいい。でも、最近はオートキャンプ人口が増えたのでいろいろ弊害がでてるな。
立木観音側のパーキングで湖を眺めながらくつろぐ。中禅寺湖はモヤっていて、幻想的な風景になっている。日差しがカーテンの様に射している。

 そろそろいい時間になったので、帰途につく。16:44発。いろは坂を下るが、車多く詰まってる。徐々に抜いていく。R122を足尾方面に向かう。車ほとんどなく、60から70キロで流す。快適。大間々に出るとさすがに暑い。うまく、来たときに使った道に出た。夕方で、車多いが、何とかR17に出て一気に東京へ。車が流れる時は80キロぐらい出る。カブもなるたけ流れに乗るように走る。それが一番楽で安全だ。エンジンは大丈夫だろうか?。不安になるが、どうしようも無く、ガンガン回す。新大宮バイパスから、環状8号線に入る所が分かりづらい。環8は工事で渋滞。うんざり。環7にすれば良かった。今後の教訓にしよう。こちら方面は慣れてないからな。21:15帰宅。盛りだくさんのいい一日であった。癖になりそうだ。
走行407q 燃費55km/l ガソリン代\888-  交通費\50-


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