96/7/17〜19 北八ヶ岳・蓼科登山ツーリング  戻る

川崎→R20→茅野→天狗岳登山→車山→大河原峠→蓼科山登山→野辺山→川崎

 7/17
 川崎市宮前区4:15発。ひたすらR20を走る。R246→R16→R20→茅野→渋ノ湯8:50着。夏の移動は、これくらいの時間に移動するのが快適だ。さすがに、山中に入り込むと、カブは喘ぎ始める。実際には9:08に着。渋ノ湯の手前の工事が中断するのを待った。

 9:16発。ここの登山口はなんとなく排他的だな。休み無く移動した後の登山は厳しい。いい天気だ。樹林の中を抜けて、10:49黒百合ヒュッテ着。こんな時間だが、早速テントを張る。500円。寝転がって、暫し休憩。この時間に山中でゴロゴロするのは楽しい。昼間のテント生活の方が、よほど楽しい。テント場は、樹林の中で見晴らしは良くない。黒百合は10本ぐらい咲いているだけだった。小屋の近くに水が湧いている。
 天気がいいので、見晴らしの良いところを散策する。直ぐ上の天狗の奧庭へ登る。わずかに登っただけだが、素晴らしい景色が広がる。天気も絶好だ。北アルプスから、南アルプスまで手に取るように見える。いい風も吹いている。幸せだなぁ。

風に吹かれながら、天狗岳まで登る。東側は切り立っている。しらびそ小屋が見える。樹林の中のみどり池が、いい感じだ。
 12:31西天狗岳頂上。南八ヶ岳方面は硫黄岳が見えて、その向こうに赤岳と阿弥陀岳が見える。阿弥陀岳は目立つ。コマクサが咲いている。ここは高山なのだな。家を出た日に、こんな所でくつろげるのが嘘のようだ。のんびりと徘徊する。黒百合ヒュッテにもどり、ビールを購入。明るい内に、野外で飲むビールはたまらない。完全に幸せモード。

 日暮れ前に天狗の奥庭へ登る。風が強く、少し寒い。誰もいない。日が暮れるまで空を眺める。高いところにある雲の色が刻々と変わる。息も詰まるような美しさだ。星が輝きだすまで堪能する。これだけ空を眺めていたのは、久しぶりだ。
 ヨタカの鳴き声を聞きながら、いつしか眠っていた。


 7/18
 4時前に起床っしてしまった。4:12発。今日は硫黄岳を往復しよう。天狗の奥庭経由で行く。誰もいない山。いい感じだ。
 5:15東天狗岳を通過。今日も天気はいい。こんなについてていいのだろうか。見えうる山は全部見える感じだ。北アルプスは雪が多くて綺麗だ。東側は蒸気が発生していて、水墨画のようだ。低い太陽の光線がさらに幻想的にしている。根石山荘近辺には、立派なコマクサが沢山咲いている。

 6:30夏沢峠。中学生の学校登山とすれ違う。こんな大パーティーじゃ、登りでも道を譲らざるを得ない。ペースも乱れるし、気分も乱れる。教師が偉そうな態度なのが、さらに気分を害す。バテてしまった生徒を、教師が虐待ぎみにしている姿なんか見たくない。随分待たされたのだが、最後尾の教師は挨拶をしても返事もしない。頭にきて苦情を言うが、苦情の原因すら理解できないようだ。登り優先ということも頭にないし、どれだけ、迷惑かも分かってない。学校登山反対!!。これで、大多数が山嫌いになるのだ。私もその一人だったしね。
 本沢温泉が遥か下に見える。双眼鏡で覗くが(^^;)、露天風呂には誰も入っていない。硫黄岳の登りはアルペン的な感じだ。かなりの高山の雰囲気だ。今日は凄い天気だ。一年でも、数度ではないだろうか。それが、今日この日といのがうれしい。360度くっきり見える。
 7:30硫黄岳。硫黄岳に登ると、間近に赤岳・阿弥陀岳がそそり立っている。景色を眺めながら、くつろぐ。
往路をのんびり戻る。朝とはまた違った感じだ。10:27黒百合ヒュッテ着。テントに着いてくつろぎながらゆっくり撤収する。

 11:00発。12:09渋ノ湯着。丁度、昼なので道路工事も中断してた。下界は暑いな。時間も早いので、車山にでも寄ってみよう。ビーナスラインに入る。カブは50円だ。これまた幸せ。車山近辺は黄色いニッコウキスゲが咲き乱れ、北八の樹林とは別天地だ。この時間になっても雲がない。八ヶ岳も迫力ある姿を見せている。夏の高原は気持ちいい。バイクで走るには最適だ。

霧が峰手前でUターン。出口で券の検閲があったが、別にそのまま出れた。白樺湖近辺でもかなり暑い。これでも避暑地なのだが…。とりあえず酒屋でビールを買い出し、大河原峠へ向かう。夢の平林道の入口が分からず、地元のライダーに聞く。入口に掲示板が出ていて、なんと途中で工事通行止めだ。ガーン!。参った。ここを迂回するのは大変だぞ。しかも、軽量化の為地図がない。
考えてもダメなので、過去の記憶を辿って、鹿曲川林道へ向かう。後で地図を見たら近道はあったのだが、分からなかったのでR142まで降りた。かなり標高を下げた。下るにつれもの凄い暑さになる。こんなに暑いとは・・・。山の冷気に順応した身体には辛いものがある。R142でガソリンを入れて、ついでに道を聞く。とりあえず春日温泉を目指せすらしい。標識通りに行くが、工事中とかで迂回させられて、分からなくなってしまった。暑い。カブのエンジンもつらそうだ。もうとっくに着いている時間だろうに。
なんとか鹿曲川有料林道に入る。150円だ。思っていたより安かった。登るに連れ気温が下がり、助かる。あの暑さじゃ身体がまいってしまう。舗装はされているがかなり凸凹していてスピードを出すと恐い。カブのサスだと、油断すると死にそうになるのだ。なんとか大河原峠に着く。大石川林道に入る。この道をカブで走ることになろうとは思わなかった。達成感すらある。道が狭い上に草が張り出してバイクでも辛いものがある。カブでのろのろ行く。カブだと、歩いている人も笑って道を空けてくれる。カブって素晴らしい。いくら頑丈とはいえ、こんな道を走ってると、ステム辺りにガタが出るかもしれないな。
 15:12双子池の入口にカブを置く。ヒュッテでキャンプ受付。500円。テント場は池の向こう側の結構遠い所にあるのだ。水はヒュッテにしかない。15:40テント場着。早速テントを張る。
台風6号が薩摩半島に上陸したようだ。鳥たちが賑やかに鳴いている。ビールを飲んでくつろぐ。ここは樹林の中なので静かでいい。ソロの人ばかりで、うるさいパーティーがいないのは幸いだ。落ち着いた北八ヶ岳を堪能する。

 7/19
 4:50発。水補給。かなりの人数が泊まっているようだ。小河原峠へ向かう。笹が露に湿っていて、ズボンがびっしょりになる。5:23双子山頂上。ここは見晴らしはいい。5:40大河原峠着。蓼科山へ向かう。
 7:09蓼科山頂上。これまた絶好の天気。若干、霞んでいる。下から目立つ山だけあって、さすがに見晴らしはいい。なんて気持ちいいのだろうか。蓼科山荘の所で抜いた方と話す。長いこと、話込んでしまった。山の上には2人だけ。お互い今日は時間的に余裕があるし、お互いこの頂上で時間で景色を眺めながら長時間過ごそうとしていたのだ。昨日は黒姫でC.W.ニコルさんの誕生日パーティーに参加したそうだ。
 8:56発。2時間近く頂上にいた。過ごしているうちに御嶽山の方に雲が立ち上り、成長していくのが見られた。すさまじい成長だ。雷雲になりそうである。頂上には、他の人は誰も来なかった。

蓼科山荘から天祥寺原に下りる。途中から沢のような、凄い道になる。天祥寺原は周りからは想像できない、清々しい別天地だ。こんな所が北八ヶ岳にあるとは。10:20亀甲池着。静かな池。暑くなってきた。北横岳への登りはかなりきつい。なかなか着かない。蓼科山の頂上で話しながら沢山水を飲んでしまったので、水もあまりない。なにしろ暑いが辛い。無風なのもつらい。
 11:40横岳頂上着。頂上は人が多い。近くまできているロープウェイで来る人がほとんどだ。犬を連れている人もいる。高山に犬を連れ込むのは問題だと思うのだが…。先ほどの雲は既に成熟した雷雲となり、美ヶ原辺りを覆っている。こっちにも来るかもしれない。この時間になるとさすがに雲が沢山出て、視界は効かない。南八ヶ岳すら霞かけている。
 12:00発。大岳経由で双子池へ向かう。大岳へ向かう道は大きな岩の上を飛び歩く格好になる。風も無く、直射日光で暑い。耐え難い暑さだ。水も尽きた。気温も28度を越えている。岩からの遠赤外線で身体の芯から熱せられているようだ。暑いのだ。体温が上がって、熱射病的な状態になっているようだ。日影を探して、休み休み行く。が、ついに近くで雷が鳴りだした。危険だ。早く下山しようとして、急いで帰ってバテ気味になる。しかも、道を間違えて消耗する。
 大岳より双子池への道を降りる。下りもきつい。雷が近くで鳴る度にビビル。雨は降らない。雨が降れば、身体を冷やす事が出来るのだが。下りは長く感じた。双子池ヒュッテが見えた時はうれしかった。途中からは水を頭に浴びる事ばかり考えていた。
14:00ヒュッテ着。水場で頭に水を被る。水もガンガン飲む。助かった。一気に楽になる。テントに戻って、横になる。これで何とかなるだろう。東側は真っ暗で稲光が走る。ラジオで情報収集するが雷のノイズは1秒と空かない。そこら中雷に囲まれたようだ。しばらく横になって体力を回復させる。雨が降るかと思ったが、全然降らない。双子池は大丈夫なのかな?。濡れるのは嫌だからな。雷雨の中は危険だしな。止むまで待とうと思っていたが、何時止むかも分からないし、体力も回復してきたので撤収する。困るのがカメラなどだ。濡れてはダメだし、カブの荷台で振動をあたえるのも考え物なのだ。

 16:33発。林道を八千穂側へ下るが、これが凄く大変である。かなり長かった。カブのサスでは、快適とはほど遠い。荷台に積んだカメラが壊れそう。かなり下ってアスファルトになったところでポツポツ降り出す。カッパを着る。空は真っ暗である。R299に合流し、R141で韮崎へ。その後たいした降りには成らなかった。豪雨を半分期待していたりしたのだが・・・。助かったのは、かなり気温が低くなったことだ。野辺山付近など寒いくらいだ。カッパを脱ごうにも寒くて脱げないのだ。既に空は晴れており、雨雲は東へ抜けた。八ヶ岳が夕日にシルエットで浮かんでいるのを眺めながら、高原を走り抜ける。韮崎近くでカッパを脱ぐ。さすがに暑くなった。
R20を東へ。眠いなぁ。早起きした上に、ばててエネルギーがないからな。居眠りしそうで不安である。道の駅・甲斐大和で休憩。笹子トンネルを抜けると寒かった。震えながら走る。これだけ気温が低いと楽である。やはり、夏は夜に走るのがは気持ちいい。津久井湖から相模原へ向かい、R16へ出る。R16は時間が遅いから空いていると思っていたが、かなりの車の量である。さすがにここまで来ると暑い。R246は工事で渋滞。
22:08帰宅。無性にラーメンを食べたくなった。


距離データ 燃費データ紛失

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