| 7/17 川崎市宮前区4:15発。ひたすらR20を走る。R246→R16→R20→茅野→渋ノ湯8:50着。夏の移動は、これくらいの時間に移動するのが快適だ。さすがに、山中に入り込むと、カブは喘ぎ始める。実際には9:08に着。渋ノ湯の手前の工事が中断するのを待った。
9:16発。ここの登山口はなんとなく排他的だな。休み無く移動した後の登山は厳しい。いい天気だ。樹林の中を抜けて、10:49黒百合ヒュッテ着。こんな時間だが、早速テントを張る。500円。寝転がって、暫し休憩。この時間に山中でゴロゴロするのは楽しい。昼間のテント生活の方が、よほど楽しい。テント場は、樹林の中で見晴らしは良くない。黒百合は10本ぐらい咲いているだけだった。小屋の近くに水が湧いている。 ![]() 12:31西天狗岳頂上。南八ヶ岳方面は硫黄岳が見えて、その向こうに赤岳と阿弥陀岳が見える。阿弥陀岳は目立つ。コマクサが咲いている。ここは高山なのだな。家を出た日に、こんな所でくつろげるのが嘘のようだ。のんびりと徘徊する。黒百合ヒュッテにもどり、ビールを購入。明るい内に、野外で飲むビールはたまらない。完全に幸せモード。
日暮れ前に天狗の奥庭へ登る。風が強く、少し寒い。誰もいない。日が暮れるまで空を眺める。高いところにある雲の色が刻々と変わる。息も詰まるような美しさだ。星が輝きだすまで堪能する。これだけ空を眺めていたのは、久しぶりだ。
7/18 ![]() 本沢温泉が遥か下に見える。双眼鏡で覗くが(^^;)、露天風呂には誰も入っていない。硫黄岳の登りはアルペン的な感じだ。かなりの高山の雰囲気だ。今日は凄い天気だ。一年でも、数度ではないだろうか。それが、今日この日といのがうれしい。360度くっきり見える。 7:30硫黄岳。硫黄岳に登ると、間近に赤岳・阿弥陀岳がそそり立っている。景色を眺めながら、くつろぐ。 往路をのんびり戻る。朝とはまた違った感じだ。10:27黒百合ヒュッテ着。テントに着いてくつろぎながらゆっくり撤収する。 11:00発。12:09渋ノ湯着。丁度、昼なので道路工事も中断してた。下界は暑いな。時間も早いので、車山にでも寄ってみよう。ビーナスラインに入る。カブは50円だ。これまた幸せ。車山近辺は黄色いニッコウキスゲが咲き乱れ、北八の樹林とは別天地だ。この時間になっても雲がない。八ヶ岳も迫力ある姿を見せている。夏の高原は気持ちいい。バイクで走るには最適だ。 ![]() 考えてもダメなので、過去の記憶を辿って、鹿曲川林道へ向かう。後で地図を見たら近道はあったのだが、分からなかったのでR142まで降りた。かなり標高を下げた。下るにつれもの凄い暑さになる。こんなに暑いとは・・・。山の冷気に順応した身体には辛いものがある。R142でガソリンを入れて、ついでに道を聞く。とりあえず春日温泉を目指せすらしい。標識通りに行くが、工事中とかで迂回させられて、分からなくなってしまった。暑い。カブのエンジンもつらそうだ。もうとっくに着いている時間だろうに。 なんとか鹿曲川有料林道に入る。150円だ。思っていたより安かった。登るに連れ気温が下がり、助かる。あの暑さじゃ身体がまいってしまう。舗装はされているがかなり凸凹していてスピードを出すと恐い。カブのサスだと、油断すると死にそうになるのだ。なんとか大河原峠に着く。大石川林道に入る。この道をカブで走ることになろうとは思わなかった。達成感すらある。道が狭い上に草が張り出してバイクでも辛いものがある。カブでのろのろ行く。カブだと、歩いている人も笑って道を空けてくれる。カブって素晴らしい。いくら頑丈とはいえ、こんな道を走ってると、ステム辺りにガタが出るかもしれないな。 15:12双子池の入口にカブを置く。ヒュッテでキャンプ受付。500円。テント場は池の向こう側の結構遠い所にあるのだ。水はヒュッテにしかない。15:40テント場着。早速テントを張る。 台風6号が薩摩半島に上陸したようだ。鳥たちが賑やかに鳴いている。ビールを飲んでくつろぐ。ここは樹林の中なので静かでいい。ソロの人ばかりで、うるさいパーティーがいないのは幸いだ。落ち着いた北八ヶ岳を堪能する。
7/19 ![]() 11:40横岳頂上着。頂上は人が多い。近くまできているロープウェイで来る人がほとんどだ。犬を連れている人もいる。高山に犬を連れ込むのは問題だと思うのだが…。先ほどの雲は既に成熟した雷雲となり、美ヶ原辺りを覆っている。こっちにも来るかもしれない。この時間になるとさすがに雲が沢山出て、視界は効かない。南八ヶ岳すら霞かけている。 12:00発。大岳経由で双子池へ向かう。大岳へ向かう道は大きな岩の上を飛び歩く格好になる。風も無く、直射日光で暑い。耐え難い暑さだ。水も尽きた。気温も28度を越えている。岩からの遠赤外線で身体の芯から熱せられているようだ。暑いのだ。体温が上がって、熱射病的な状態になっているようだ。日影を探して、休み休み行く。が、ついに近くで雷が鳴りだした。危険だ。早く下山しようとして、急いで帰ってバテ気味になる。しかも、道を間違えて消耗する。 大岳より双子池への道を降りる。下りもきつい。雷が近くで鳴る度にビビル。雨は降らない。雨が降れば、身体を冷やす事が出来るのだが。下りは長く感じた。双子池ヒュッテが見えた時はうれしかった。途中からは水を頭に浴びる事ばかり考えていた。 14:00ヒュッテ着。水場で頭に水を被る。水もガンガン飲む。助かった。一気に楽になる。テントに戻って、横になる。これで何とかなるだろう。東側は真っ暗で稲光が走る。ラジオで情報収集するが雷のノイズは1秒と空かない。そこら中雷に囲まれたようだ。しばらく横になって体力を回復させる。雨が降るかと思ったが、全然降らない。双子池は大丈夫なのかな?。濡れるのは嫌だからな。雷雨の中は危険だしな。止むまで待とうと思っていたが、何時止むかも分からないし、体力も回復してきたので撤収する。困るのがカメラなどだ。濡れてはダメだし、カブの荷台で振動をあたえるのも考え物なのだ。
16:33発。林道を八千穂側へ下るが、これが凄く大変である。かなり長かった。カブのサスでは、快適とはほど遠い。荷台に積んだカメラが壊れそう。かなり下ってアスファルトになったところでポツポツ降り出す。カッパを着る。空は真っ暗である。R299に合流し、R141で韮崎へ。その後たいした降りには成らなかった。豪雨を半分期待していたりしたのだが・・・。助かったのは、かなり気温が低くなったことだ。野辺山付近など寒いくらいだ。カッパを脱ごうにも寒くて脱げないのだ。既に空は晴れており、雨雲は東へ抜けた。八ヶ岳が夕日にシルエットで浮かんでいるのを眺めながら、高原を走り抜ける。韮崎近くでカッパを脱ぐ。さすがに暑くなった。
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