遠征編 哺乳類2

 狐  キツネ

以前は見ることは稀だったが、最近はよく見かける。かなり高山まで登るようで、高山の稜線でも糞を見かける。
ホンドギツネ


 狸  タヌキ

都会に進出しているので、意外な所で見かけることがある。自宅近辺でも轢死体をみることがある。山中の観光地では、ごみ箱をあさるようだ。
子連れで移動している所を目撃したことがあるが、なんとも微笑ましいシーンであった。
ホンドタヌキ


 穴熊  アナグマ

アナグマ
99/5/9 長野県上伊那郡
早朝の牧場で、牧草に鼻先を突っ込み、頭を上下に動かす行動をしながら移動していた。その動きは、アナグマがイタチの仲間というのを思い出させる。
小さな耳、ユーモラスな動きと姿が印象的。(画像1) 目が点のアナグマ
穴熊作戦
もうフテ寝状態?のアナグマ


 白鼻心  ハクビシン

ハクビシン
 ジャコウネコ科。日本に生息していたものか、帰化したものかは定かでないようだ。
一見タヌキに似ている。最近は、関東圏でも轢死体を見るようになった。
木登りが得意なようで、ムササビと思ったらハクビシンだった。2頭でいるのは珍しいのだろうか?
 画像2は、左後脚の裏(轢死体)。
 2004年の秋、川崎の自宅でハクビシンを確認。数頭が生息している模様。川崎市宮前区の自宅での観察記録。ハクビシンのムービーあり
ハクビシン ハクビシン


 貂  テン

最初に遭ったのは、バイクで走行中、前方の左路肩を同方向へゆっくり走っていた。しばらく後ろをゆっくりとついて行った。毛並みが綺麗で金色に輝いて見えた。
その後、昼間に一度目撃している。動きが素早かった。
イタチの仲間はハンターでありながら、凶暴な感じよりは愛らしい感じがする。
 
テン礫死体無惨な轢死体(4月)


 鼬  イタチ

1975年くらいまで、近所の開発途中の休耕田などで見かけた。町中にも適応していけるようなので、現在もいるのかもしれない。雄に比べて雌はかなり小さい。
休憩中に、草の茂みを掻き分けて来たイタチに出くわしたことがある。雌だったのか、かなり小さかった。
イタチ礫死体


 オコジョ

尾瀬の静かな歩道で遭った。小さなものが素早く走ったのでネズミかと思った。逃げた方を見ると、倒木越しにこちらを覗いている可愛いらしい姿があった。しばらく立ち上がった状態で、こちらを伺っていた。なんと可愛いらしいのだろうか!

次に遭ったのは白山。見晴らしの良い所で休憩しようと座ったら、オコジョが出てきて、逃げ去った。最初は何か口にくわえていた。子かも知れなかったが、動きが素早くてよく分からなかった。悪いことをしたかなと思っていたら、今度は空身でやってきた。近くを素早く走り廻る。かなりの時間楽しませてもらった。
こちらもだんだん大胆になり、掌を差し出してみた。案の定オコジョは興味を示し、指先まで来て指の匂いを嗅いだ(^-^)。息詰まる至福の瞬間だった。野生動物でこれほど近くに寄ってくるものがいるだろうか!。目の前、数十センチで向かい合った。間近で見ると、本当に綺麗な目をしている。 是非とも再会したいものだ。
跳ね回るオコジョ 愛らしいオコジョ

哺乳類2

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