裏庭観察記 事件簿9


98/9/1
9月に入り、トカゲが日なたぼっこする気温になった。(画像1)
ゾウムシの一種がいた。(画像2)
腹部の中央がくびれた、カメムシの一種が葉の上を歩いていた。(画像3)
ヒトリガの一種?がいた。(画像4)
トカゲ 幼   ヒトリガの一種

98/9/2
瀕死のコカマキリが、庭に落ちていた。(画像1)
夜、部屋の中にハネカクシの一種が入ってきた。体長10mm程度。(画像2)
コカマキリ ハネカクシの一種

98/9/3
葉の上に、ガガンボの一種?がいた。ちょっと太め。(画像1)
ジョロウグモ?のメスの張った網の中に、小さくて地味なオスがいた。(画像2)
オオスカシバが訪花していた。かわいい目をしている。(画像3)
 ジョロウグモ オス 吸蜜するオオスカシバ

98/9/4
砂地に、するすると潜るトカゲを発見。すぐに掘ったが、5cm以上潜っていた。
植木鉢の下で、オカメコオロギが鳴いていた。土を掘って、小部屋を作っている。(画像1)
調子に乗って、いろいろな物の下を探してみたら、ツヅレサセコオロギ(画像2)とツチカメムシ?(画像3)がいた。ツチカメムシ?は、土を丸めたものを持っている。糞虫のような事をするのだろうか?
オカメコオロギ ツヅレサセコオロギ ツチカメムシの一種 土を丸めている

98/9/5
アケビコノハ(蛾)がいた。 枯葉そっくりの、見事な擬態だ。カビっぽさや、傷みまでもリアル。(画像1)
高い枝で、アゲハが交尾していた。(画像2) その後、さらに高い枝へ移動した。
地面にノミバッタがいた。(画像3)
アケビコノハ アゲハの交尾 ノミバッタ

98/9/6
随分前から見かけていた、ハムシの一種(画像1)、アオバハゴロモ(画像2)、アミガサハゴロモ(画像3)を撮影。 アオバハゴロモは、夜間、燈火にやってくる。
ヒメスズメバチが、枯れ木をかじり取って丸めていた。(画像4)
クロウリハムシ アオバハゴロモ アミガサハゴロモ 木を削り取って丸める ヒメスズメバチ

98/9/7
雨降りの21時過ぎ、玄関のガラス部分に、12〜13cmくらいのヤモリが2匹張り付いていた。1匹は、尾の付け根が膨らんでいる。これがオスとメスの違いなのだろうか?(画像1)
ヤモリの尻

98/9/8
裏庭で、トビズムカデが死んでいた。(画像1)
トラマルハナバチが、訪花していた。(画像2)
トビズムカデ トラマルハナバチ

98/9/9
網戸に、クサカゲロウが止まっていた。(画像1)
カラカサタケの一種?が2本生えていた。8/16日に生えていた場所の直ぐ横と、1mほど離れた所だ。高さ45cm,傘直径23cmと巨大なのだが、この大きさになるまで気付かなかった。茎の部分が、木の幹と似ているからだろうか?(画像2:8/16のもの)
「チン、チン、チン」の鳴き声をたよりに、カネタタキを発見した。声はすれども、なかなか姿が拝めなかった。小さな翅を擦り合わせて、鳴いている所を観察できた。(画像3:細い枝で鳴いているオス)
 カラカサタケの一種 鳴いているカネタタキ オス

98/9/10
庭の上空2〜3mを、赤トンボ [ 種類わかりません(^^;) ] が4匹、グルグルと旋回していた。
家の前の道路脇に、ヒバカリの轢死体があった。体長45cm。(画像1)
5/4の変死体発見時で絶滅か?と思っていたが、まだいたようだ。しかし、轢死体では、なんともやりきれない。
ここにもヘビが!と思ったら、尾角を持った10cmもあるスズメガの一種の幼虫だった。触ると、頭を引っ込めて胴体前部が太くなり、目玉模様が目立ってヘビの頭のようになる。つる草の葉は食べ尽くされ、つるをムシャムシャ食べていた。(画像2)
葉につかまって、ゾウムシの一種が交尾をしていた。(画像3)
つる草に、青い実ができていた。(画像4) [ こいつも種類わかりません(^^;) ]
ヒバカリ 轢死体 キイロスズメ 幼虫 交尾するゾウムシの一種 

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