裏庭観察記 事件簿113


2010/04/01
●南からの強風。夜間、近くの窪地内でアブラコウモリ2匹を確認。やはり、やや低めのうなり声のようなものを発しているようだ。(画像1)
●エノキは芽吹いていないが、夜間、アカボシゴマダラ幼虫は徘徊して、芽などを囓っている。朝には、何もなかったかのように定位置に戻っている。(画像2)
 

2010/04/03
コミミズク成虫が現れた。(画像1)
ニッポンヒゲナガハナバチ?メスが訪花していた。(画像2)
 

2010/04/06
●屋外、初ヤモリ。(画像1)
●バケツの水に浮いていた、サイジョウハムシドロバチオスを救出した。(画像2)
 

2010/04/07
ヤブキリ幼虫が現れた。(画像1)

2010/04/11
●複数のベニシジミを確認。(画像1)
メスアカケバエが交尾していた。(画像2)
クロボシツツハムシが現れた。(画像3)
●サルトリイバラの若葉に、カシルリオトシブミがいた。ルリタテハの卵も確認。(画像4)
ヒメクロオトシブミが現れた。(画像5)
ウスキヒゲナガ成虫がいた。(画像6)
●ユズリハの葉に、アカウラカギバ幼虫がいた。幼虫越冬のようだ。(画像7)
●弱ったコマルハナバチが女王がいた。その後、死亡した。(画像8)
サイジョウハムシドロバチメスが、巣穴を掻きだしていた。オス10+が群飛していた。(画像9)
 
  
 
 

2010/04/13
イクビチョッキリの一種が現れた。(画像1)
●疥癬タヌキを確認。症状は悪化しているようだ。(画像2)
 

2010/04/14
オオツノカメムシがいた。(画像1)
●ツバキの下に、アミガサタケが生えていた。(画像2)
 

2010/04/17
○朝方、雪が降る。41年前の記録に並ぶ遅さ。
●気温は上がらず、サイジョウハムシドロバチメスは、巣穴から外を伺うだけ。(画像1)
●疥癬タヌキは、物置の裏にネグラを作っているようだ。近くの板の上を溜め糞場としている。以前より元気になった気がする。(画像2)
コマルハナバチ女王が、物置裏の隙間に、訪花することなく、何度も出入りしていた。巣作りを始めるかもしれない。
 

2010/04/18
ニッポンヒゲナガハナバチメスが訪花していた。(画像1)

2010/04/19
●庭に、ビロウドツリアブ。今期初確認。個体数は少ない。
タマバチの一種が産卵していた。(画像1)
●葉裏に、コマルハナバチ女王がとまっていた。(画像2)
コマルハナバチのワーカーが現れた。
●巣穴から出たサイジョウハムシドロバチメスが、葉の上で一休み。(画像3)
ナナフシモドキ幼虫が、アラカシの若葉を食べていた。(画像4)
   

2010/04/20
トガリアミガサタケ?がはえていた。(画像1)

2010/04/22
●4/11のアカウラカギバ幼虫は、翌日からユズリハの葉を巻いて、中に籠もった。
開いてみたら、このような蛹になっていた。(画像1)

2010/04/25
シロテンナガタマムシがいた。初確認。(画像1)

2010/04/26
ジャコウアゲハオス、初認。(画像1)
サイジョウハムシドロバチが、ノミゾウムシの一種幼虫を運んでいた。気温が低かったわりには、獲物の成長は進んでいる感じがする。(画像2)
 

2010/04/27
コヨツメアオシャクがとまっていた。(画像1)

2010/04/29
オオジガバチモドキオスが現れた。(画像1)
トラマルハナバチ女王が、身繕いしていた。ダニが、複数付着。(画像2)
コマルハナバチワーカーが訪花。2個体確認。(画像3)
●獲物を運ぶサイジョウハムシドロバチは、強風に煽られて、難儀していた。(画像4)
●一気に、キクスイカミキリが出現した。庭の一角で5個体。(画像5)
●母屋西横で、ヒメコオロギバチが日光浴。ノーマークの場所だった。(画像6)
 
 
 

2010/04/30
エゴツルクビオトシブミオスが現れた。この体勢は、警戒フリーズポーズだと思っていたが、睡眠?ポーズでもあるのかも。(画像1)
キマダラハナバチの一種が、アゴで下草に止まっていた。(画像1)
フタナミトビヒメシャク成虫がいた。(画像3)
  

2010/05/01
アカハネムシを確認。久しぶりかもしれない。(画像1)
 →調べたら、前回の記録は2001年。
●複数のサイジョウハムシドロバチが、泥を運んでいた。昨年は個体数が少なかったが、だいぶ復活したように感じる。(画像2,3)

 

2010/05/02
ナガメが交尾していた。(画像1)
ビロウドツリアブが訪花。今期2度めの確認。(画像2)
●玄関前東側に、コアシナガバチが巣を作っていた。(画像3)
サイジョウハムシドロバチが、土を採取していた。ここは、オオフタオビドロバチなどが好む場所。(画像4)
●土採取場に、マグソコガネの一種?が飛んできた。(画像5)
●獲物を運んできたサイジョウハムシドロバチが、間違えて、隣の巣穴の入ろうとした。巣穴の中に別個体がいるのに気づくと、獲物を放し、中の個体をアゴで挟んで引きずり出した。(画像6:左個体)
  
 

2010/05/05
●朝、クマバチオスが、杭の穴から顔をだしていた。巣穴があるわけではなく、ロープ用の坑が貫通しているだけ。反対側は、ロープが密着していて、蜂は出入りできない。裏から覗いても顔があって、2匹のオスがネグラにしていたようだ。坑の直径14-15mm。真円ではない。(画像1)
オオミズアオメスがいた。(画像2)
ツマムラサキセイボウが、庭西端をうろちょろしていた。(画像3)
●玄関前に、ヤマトトゲアナバチオスが現れた。と、思ったら、すでに巣穴を掘り上げたメスもいた。獲物を運び込んでいたので、次の獲物搬入を待ってみたが、巣穴に小さなアリが出入りするようになってしまった。メスが、獲物を巣穴に持ち帰ったが、巣に入った直後に、慌てるようにして飛び出していった。巣は、そのまま放棄されたようだ。(画像4)
 
 

2010/05/06
●東隣家北側に、ササバギンランが咲いていた。
サイジョウハムシドロバチが、新しい巣穴の中を掻きだしていた。。(画像1)
ヤマトトゲアナバチのメスは見当たらず。オスは、地面の穴を覗いたりしていた。(画像2)
ヒメカメノコテントウが、アブラムシを捕食していた。(画像3)
イスカバチの一種?が、アブラムシを運んでいた。(画像4)
 
 

2010/05/08
オオワラジカイガラムシが、交尾していた。(画像1)
サイジョウハムシドロバチの活動は、ピークを過ぎた感じ。(画像2)
●玄関前のヤマトトゲアナバチは、オスの個体数が増えて、ときおり争いをしている。(画像3)
●玄関前に、カメノコテントウがいてビックリ。初確認。(画像4)
 
 


2010/05/10
●5/5以後、クマバチオスのネグラをチェックしていたが、その後は姿を確認できなかった。今朝は、1匹のオスが入っていた。(画像1)
キンアリスアブが現れた。
アカガネサルハムシが現れた。(画像2)
ウグイスナガタマムシのペアがいた。(画像3)
●もつれて墜落したのか、ヤマトトゲアナバチオス2匹が、バケツの水に浮いていた。無事に救出した。(画像4)
 
 

2010/05/12
●アカメガシワの葉裏に、クモゾウムシの一種が2匹。(画像1)
●クマバチのネグラに、クマバチオス1匹。
ダイミョウセセリが現れた。
●観察しやすい場所に造られた、サイジョウハムシドロバチの巣は、最終の泥閉じをされていた。(画像2)
 

2010/05/13
●クマバチのネグラに、クマバチオス1匹。
イボバッタ?の幼虫が複数。同種なのかも不明。(画像1,2)
ツヤハナバチの一種?が訪花していた。(画像3)
オオシロフクモバチオス?が、ぶんぶん飛び回っていた。(画像4)
 
 

2010/05/14
ナガサキアゲハアカボシゴマダラが飛んでいた。
オオコンボウヤセバチを確認。
ヤマトトゲアナバチのオスは、やはり地面に掘った穴をネグラにしているいるようだ。オスは見かけるが、メスは見かけない。
キマダラハナバチの一種が、花びらに溜まった雨水を吸っていた。(画像1)

2010/05/16
スミゾメハキリバチオスが現れた。(画像1)
ヤマトトゲアナバチオスを中指の先に誘導したら、その暖かさに暖をとりはじめた。(画像2)
 

2010/05/18
トラマルハナバチワーカーが現れた。(画像1)
●今年は、コマルハナバチワーカーが極めて少ない。目にした回数でも10回もない。4月の低温の影響だろうか。
●玄関前に、まだ?また?カメノコテントウがいた。
クモバチの一種が、カニグモの一種の糸疣をくわえて運んでいた。(画像2)
ムモントックリバチオスが現れた。(画像3)
オオシロフクモバチが、枝先を回って獲物を探していた。
  

2010/05/19
オナガコバチの一種が現れた。(画像1)
●裏庭に、ヒラズオオアリ大型働きアリがいた。(画像2)
 

2010/05/21
●雨上がりの朝、北側の道で、疥癬タヌキに遭遇。元気を取り戻したようで、軽快なステップで逃げ去った。薄い毛が生えてきているようにも見えた。
キアシナガバチが、葉の上にいたナナフシモドキ幼虫に襲いかかった。(画像1)
オオジガバチモドキが、竹筒の中をクリーニングしていた。(画像2)
 

2010/05/25
メバエの一種が現れた。(画像1)
イスカバチの一種が、ツバキの葉裏のアブラムシを狩っていた。逃げ回らない相手だが、かなり慎重だ。アリがいると、そこでは狩りをしない。(画像2)
ベニカミキリが訪花していた。(画像3)
ルリカミキリが現れた。(画像4)
 
 

2010/05/26
●エノキの葉裏に、チャイロチョッキリがとまっていた。毛深い。見かけるのはカシ類の近く。クリは無い。(画像1)
●玄関前に、ヒメツチスガリの一種が飛んでいた。庭に巣があるかもしれない。(画像2)
オオジガバチモドキが、竹筒を泥で塞いでいた。5/21とは別の巣。(画像3)
 

2010/05/27
ヒメジャノメ、初認。
スミゾメハキリバチメスが現れた。(画像1)

2010/05/28
ジガバチモドキの一種の個体数が増えてきた。10mm程度の種。(画像1)

2010/05/30
●初めて、トラマルハナバチの巣をみつけた。南向きの下草の無い緩斜面、ネズミかヒミズ坑の奥に造られているようだ。気温の低い中、数匹のワーカーが出入りしていた。ワーカーは3個体まで確認。(画像1)

2010/05/31
ハキリバチ一種メスが訪花していた。(画像1)
コアシナガバチがイモムシを狩っていた。玄関前東側の巣は、場所が悪かったので初期段階で取り除いた。(画像2)
 

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