ケラのつぶやき 3

00/2/26
 相互リンクして頂いていた佐藤イツキさんが、撮影中の事故でお亡くなりになりました。こんな形で、リンクが消滅してしまったことが、とても残念です。
 デジタルカメラ等のライターとして有名な方でしたが、私が知っているのは、特に植物を愛する、自然愛好家としてのイツキさんです。 イツキさんのホームページ「緑の散歩道」の写真日記「今日の一枚」を見ることが、毎日の楽しみでもありました。
 イツキさんには、事件簿を贔屓にしてもらっていたようで、度々、更新内容に関するメールを頂きました。当初は、『もう少し、画像が大きければいいのに…』でしたが、しばらくして『写真はあれくらいの方が雰囲気があっていい』という感想を頂きました。 「今日の一枚」にも、裏庭観察記の影響かな?と思える写真も出るようになり、嬉しかった覚えがあります。
 オオスカシバがオオカマキリに食べられたと更新したときには、
偶然ですね。先日、私も同じような写真を撮りました。"今日の1枚"には引きの写真しかありませんが、実際には超アップで、ほぼ食べ終わる直前まで撮っています。
あのシーンに出くわした時に、(イツキさんの所で食べられていたけど、)ウチでも食べられてる! この数日で、いったい何匹のスカシバガ食べられているのだろう… なんて、思ったのですよ。」と、メールを交わしたものです。
イツキさんとは、いつか何処かでバッタリ会えるような気がしていたのですが… それも、かなわぬ事となってしまいした…
 佐藤イツキさんの御冥福をお祈り致します。知り合えたことを、心より感謝しています。
99/12/26
 平成11年のまとめ。
 裏庭観察記も2年目となり、昨年の繰り返しになるかと思いましたが、いい意味で期待が裏切られました。

 鳥類では、メジロが、裏庭で繁殖。巣立ち間近まで、まったく気がつかなかった。巣は、ビニール紐を多用している。 冬場は、猛禽が潜んでいるようだが、なかなか姿を確認できない。

メジロの巣 メジロ 巣立ち雛
トカゲを食べる シマヘビ
 爬虫類では、シマヘビが、大小2個体出現したこと。確認したのは、30年ぶりくらいという衝撃的事件。 ヒバカリは片目を失っている幼蛇1匹を見かけただけ。 トカゲは受難の年で、7匹の死体を確認。その影響もあるのか、稀にしか見かけなかったカナヘビが復調傾向。

 昆虫では、7年ぶりくらいに、ノコギリクワガタを確認。 カブトムシの幼虫も確認。 オトシブミ類が目に付いた。

ノコギリクワガタ オス 99/6/15 背を下にして移動する カブトムシ幼虫 ヒメクロオトシブミ 両裁型
ニイニイゼミ 成虫に脱皮するツチイナゴ
このところ、ほとんど聞かれなかったニイニイゼミの鳴き声を、今年は良く聞いた。 ツチイナゴは、局地的に進出中か?
 ゴマダラチョウの幼虫を裏庭で確認。その細い幼木がエノキということに初めて気付いた。成虫は確認できず。 稀にしか飛んで来ないルリタテハの幼虫も確認した。
ゴマダラチョウ終齢幼虫 ルリタテハ終齢幼虫
 裏庭で跳ねていたアメンボの一種 99/12/12
 変わったところでは、コガネムシの幼虫に寄生したツチバチ?の幼虫を確認。 裏庭の地面の上でアメンボを2度確認。 カゲロウの一種も確認。

気候は、夏は夏らしく、秋は記録的に暑かった。


99/10/17
 10/6にアクセスが増えたのが、気になっていたのですが、フジ産経系列 ZAKZAK の「10/6のネットサーフィン」で紹介されていたようです。(アフター5/5時からガイド/今夜はかえる族/ネットサーフィン)
99/10/12
 フジのサービスステーションに、修理費用を尋ねたところ、バックライト管の交換だけで、\16,000-!!!  こりゃ、参りました。新しいものを買えということだよな…。
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 結局、新しいデジカメを購入することにした。 そうなると、この FinePix700 はどうしよう。 打開策を探るべく、精密ドライバーで禁断の解体に走る。秋葉原で、蛍光管を買ってきて、交換できないものかと探る。いろいろチェックしてみると、蛍光管の所に電気が来ていない。??? 蛍光管が原因ではない? 基板を外して、さらに奥に侵入すると、取って付けたようなアースコードが、バックライト下から長々と取り回されていて、基板と共にネジ止めされている。そして、このネジが外れそうなくらい緩んでいる。とりあえず、ネジを締めてみたら........眩いばかりに液晶モニターが光った。おぉー!
 前回の修理が終わってから、時々、バックライトが点かないことがあった。特に、冷え込んだ朝などに多かった。叩くと直ったので、だましだまし使ってきたのだ。この原因も、このネジ締めに問題があったのだろう。修理は、シッカリしておいて欲しいものだ。危うく、捨ててしまう所だよ。 前回の修理前と同じ現象ということから、前回の修理は、このジャンパー線で完了したと考えていいだろう。トランス交換という話だったが、ウソくさい。交換した部品も同封されてなかったし。部品代は、トランスと同じ金額を請求されていたっけ。たいした金額でないのでいいけど、ちょっと不明瞭。不信感が募る…
 ま、そんなわけで、以前より、デジカメの調子は良くなりました。(^^)
99/10/11
 デジタルカメラ(Fuji FinePix700)の液晶モニターのバックライトが、死にました。今回は、バックライト自体の寿命ということでしょうか。その他の機能は生きているので、ファインダーを使っての撮影には問題ありません。しかし、普段は、見流す程度にしかしていない画像確認でも、これができないと、かなり不安です。近接撮影は、勘に頼れば当たる事もありますが、無理にといってもいいでしょう。
 既に、デジカメは、日常道具と化していて、トラブルと非常に困ります。修理に出している間の、デジカメがない期間が耐えられなさそう。2台目のデジカメは、来春まで待とうかと思っていましたが、迷いが生じています。購入するとしても、さらに機種で迷いますね。いっそ、衝動買いでもするほうが、気が楽かもしれません。
99/9/26
 ツチイナゴが脱皮しているところに遭遇した。翅を伸ばしている姿は、トンボの羽化のようで、生まれたての羽根がとてもキレイ。 このツチイナゴは、いつも決まった場所にいるもので、小さな幼虫時代から顔なじみ。無事に成虫になれて良かったという、親心のようなものもある。
 実際には、強めの風が吹いていて、たえず枝が揺れていた。ぶら下がっている状態の時、支えているのは、殻の2本の脚部分だけで、実に頼りない。脱皮途中で地面に落ちてしまうのじゃないかと、ヒヤヒヤしていた。結局、抜け殻は、自力で枝に掴まった直後に、地面に落ちた。

99/9/23
 きまぐれ写真館に画像を追加するにあたって、フレームタイプにしてみました。 ちなみに、きまぐれ写真館の画像は、すべて、デジタルカメラ(Fuji FinePix700)とルーペを使って撮影したものです。
99/8/29
 裏庭観察記が、ゴマブックス『ホームページガイド vol.6/1999秋号』に掲載されました。
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 意外な発見がいっぱい
川崎市の郊外の作者の自宅付近を観察した記録です。「住宅街でもこんなにたくさんの動物、昆虫がいるの?」と驚かされます。 「節穴の目で観察」 と作者は書いてますが、とんでもない! とても鋭い観察力です。 「遠征編」 でもめずらしい動物がいっぱい登場します。
  [ゴマブックス・ホームページガイド vol.6 より]
99/7/14
 きまぐれ写真館をはじめました。 画像サイズに拘らずに、やっていきたいと思います。 名前のとおり、気まぐれ更新です。
99/5/5
トカゲを食べる シマヘビ
 シマヘビが現れた。しかも、トカゲの捕食シーンという、強烈な形で。
まさに驚きの、30年ぶりの生息確認である。
5/1に見かけた時は、ずいぶんと茶色く縞が濃いアオダイショウだなぁとしか思わなかった。我が家で見られるヘビは、アオダイショウとヒバカリという先入観にガチガチになっていた。

 シマヘビであるという事を受け入れた瞬間、昨年の7/18に現れたヘビに対する疑問が解けた。アオダイショウとは違った雰囲気を持つヘビを、"シマヘビではなかろうか?"と、かなり悩んだのだ。
当日の記録は、『裏庭にアオダイショウがいた。長さ30cm程。色が茶色っぽく、縦ラインが目立って、ちょっと異様な感じがした。』である。 文章での記録ではわかりづらいが、画像での記録は鮮烈である。(画像3)
凶悪そうなオレンジ色の目、頭部に残る茶色い斑。幼蛇斑が消えかかった2年目のシマヘビであろう。今日現れたシマヘビと同一個体かは不明である。はたして、1年で30cmから1mまで成長するものなのか。
 2年目の幼蛇がいたということは、繁殖している可能性があるというころだろう。 しかし、30年も人目につかず繁殖していたとは、考えづらい…。いったいどういうことだろうか? 謎ではあるが、このまま安定して繁殖してくれることを願う。

シマヘビ 幼蛇斑が残るシマヘビの極悪顔

99/4/24
 4/19の日本経済新聞・月曜版に『裏庭観察記』が紹介されました。
4月から始まった『電脳ライフ』の3回目。デジタルカメラの活用法というテーマで、メールにて取材を受けました。
 記事の内容は、私の取材がメインになっておりました。かなり、偉そうな感じで語っております。(^^;)

----- 4/19 日本経済新聞・月曜版より -----
 こうした性質を生かした、[WAD]さんのデジカメのもう一つの利用方法が日常の観察日記だ。タヌキやコウモリ、トカゲ、鳥、昆虫、キノコなど身近にいる生き物の写真をデジカメで頻繁に撮影。インターネットのホームページで、「裏庭観察記」(http://www.alles.or.jp/~wad/u/)として公開している。   #[WAD]には本名が入る。
99/3/4
 件の『日経クリック98年7月号』ですが、編集部に強くお願いしたところ、掲載誌が送られて来ました。やっと、現物を拝む事が出来ました。↓
 今回は、連絡がなかった為にこじれましたが、前もって連絡をもらえれば、協力は惜しまみませんし、僅かながらでも、宣伝なり売り上げに貢献できるものと思います。

 三遊亭円丈さん(落語家) ---猛烈に頑張ってる人にお薦め---
 虫って嫌い? 私好き。特にアリが大好き! もうアリさえいればこの世は幸せ。そんな人間なんだ。個人のアリのページを探したがなかなかない。その代わりに、個人で自宅裏庭の小動物の観察記を発表しているページに出合った。虫好きにはたまりません。どれも実にユーモラスな表情をしている。  それに、死んだ小動物も詳しく状況報告と死因分析をしていて、その冷静な観察眼が素晴らしい。そして最後に「かわいそうに……」この一言。生き物に対する愛、これが絶賛モノだ! いいいいいい〜〜〜い!
 [裏庭観察記のトップページ画像につけられた文]
 川崎市宮前区在住の作者が、主に自宅の裏庭にいる小動物や虫たちを観察して、画像付きで紹介しているページ。淡々とした観察眼がほかにはない面白さ。
  [日経クリック98年7月号より]


99/2/2
 多少ダブりますが、日経クリックの経過報告。
 1/21に、"裏庭観察記"を検索したところ、一つのサーチエンジンに これが引っ掛かりました
これは、日経クリック98年7月号のホームページで、三遊亭円丈師匠のお薦めとして『裏庭観察記』が紹介されています。 これにはとても驚いたのですが、驚いたということは、この事について何の連絡もなかったということであります。初めて知ったのです。そろそろ消え去るページなので、今回気がつかなかったら、この喜ばしいニュースを知ることが無かったかもしれません。

 掲載されたものを見たかったので、知り合いにも頼んで探しているのですが、なにぶん半年も前のもの、未だに手に入っていません。よって、どの様に掲載されているかは分かりませんが、ホームページの方では、ここの画像がしっかりと無断掲載されています。
 このことについての説明を求めるメールを、日経クリック編集部に出しました。担当者から連絡するとのことでしたが、その後すでに8日もたっております。これは、無視されたと判断するのが妥当でしょうね。いったい、どういうつもりなのでしょう?

 これらの怒りは日経クリック誌に対するもので、紹介していただいた三遊亭円丈師匠には、そのような感情は微塵もありません。円丈師匠に推薦されたことは、とても光栄でうれしく思っております。(今後とも、よろしくお願いいたします。)

  #日経クリック98年7月号をお持ちの方、メール頂けると幸いです。


99/1/21
 なんとなくサーチエンジンで『裏庭観察記』を検索してみたら、 驚くべきもの がありました。
いやー、ほんと驚きました。日経CLICK 98年7月号のようです。早速、探してみようと思います。

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