山椒魚 サンショウウオ●トウキョウサンショウウオ 群馬県を除く関東,福島県相馬地方。海岸付近から標高300mの森林。体長80-130mm(頭胴長47-84mm)。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
●トウホクサンショウウオ 東北地方と新潟,群馬,栃木,茨城県。海岸付近から標高1500mあたりまで。完全な止水、小さな流れ、沢の源流部などに産卵。体表は斑文等の変異が多い。標高が高くなるにつれて小型化し、越年幼生が多くなる。体長90-140mm(頭胴長50-70mm)
●クロサンショウウオ 東北,北関東,北陸。海岸近くの平地から標高2500mを越える高山帯まで。尾は長く全長の半分を占める。止水に産卵。卵嚢は、外側が透明、内側には乳白色不透明のアケビ状のものが一般的であるが、透明な卵嚢もある。標高が高くなるにつれて、卵嚢中の卵数が減少。体長120-190mm(頭胴長60-80mm)
●ヒダサンショウウオ 関東,中部,北陸,近畿,中国地方の山地。体長101-184mm(頭胴長57-97mm)。山陰や関東では、20cmを越える大型個体がみられる。
●ハコネサンショウウオ 本州,四国の山地の渓流付近。標高2500m以上の高山にも見られる。無肺、皮膚呼吸。繁殖期には雌雄ともに指先に黒い爪が現れる。幼生期間約3年。体長130-190mm(頭胴長70-90mm)。背の斑紋は、東日本産では茶褐色、西日本産では赤色の傾向がある。
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